最近、肌の調子も体のだるさも、なんだか一気に老けた気がする…これって、もう年のせいだから仕方ない?
私も同じように感じていた時期がありました。実はその「老け」の正体、体の中でじわじわ続く「炎症老化(インフラメイジング)」かもしれません。
「なんとなく老けた」は、年のせいではなく栄養のサイン。
今回は、一般的な老化対策とその限界、そして藤川理論という考え方をもとに、実践してきた一人としての経験も交えながら、老化を早める炎症を抑える栄養についてお伝えします。
「炎症老化(インフラメイジング)」とは
急性炎症は、ケガや風邪の腫れ・痛み
一時的で、わかりやすい炎症。
切り傷がズキズキする、風邪で喉が腫れる、捻挫した場所が熱を持つなど、原因とタイミングがはっきりしているのが特徴です。
数日〜数週間で治まります。
慢性炎症は、自覚しにくい「くすぶり炎症」
症状が弱いまま長期間続く炎症。別名「見えない炎症」。
だるさが抜けない、肌荒れを繰り返す、なんとなく体調がすぐれない日が続くなど、これといった病気ではないのに不調が続くのが特徴です。
本人も気づかないまま、静かに進行していきます。
炎症老化(インフラメイジング)は、炎症による老化
「炎症(Inflammation)」+「老化(Aging)」の造語。老年医学・免疫学の分野で使われる言葉です。
肌のハリ・ツヤの低下やシミ・シワだけでなく、血管の老化(動脈硬化)や脳の老化にも関わるとされています。
よく言われる対策
- 青魚・オリーブオイル・野菜を積極的に摂る
- 加工食品や揚げ物を控える
- 禁煙・適度な運動・十分な睡眠
- ストレスをためない
見落とされがちな限界:オリーブオイルの質
藤川理論では、オリーブオイルは要注意とされています。
酸化した油は、炎症を抑えるどころか活性酸素を増やす逆効果になるため、オリーブオイルはできるだけ使わない。
どうしてもの場合は、質の良いオリーブオイルを選ぶこと。
分子栄養学的にみる、炎症老化の本当の原因
分子栄養学でみる炎症老化の原因は、主に「活性酸素による酸化」「血糖値の乱れ」「腸内環境・鉄不足」の3つです。
原因①:活性酸素による酸化ダメージ
活性酸素は、生きているだけで体内に発生する物質。増えすぎると細胞を酸化させ、老化や慢性炎症の原因に。
リンゴが茶色くなる、クギがサビるのと同じ仕組みです。
特に危険なのは「ヒドロキシラジカル」。細胞やDNAを傷つけます。
これを唱えたのは、東京帝国大学出身の物理学者・三石巌先生。
還暦を機に「分子栄養学」を創設しました。対策は、抗酸化栄養素を「ネットワーク」で摂ること。
三石先生の会社メグビーが挙げるのは、ビタミンC・E、カロテノイド(アスタキサンチン)、CoQ10、ポリフェノール。
単体を大量に摂るより、組み合わせて摂るのがポイントです。
ちなみに三石先生と、同じく分子栄養学の源流であるポーリング博士は、同じ1901年生まれ。
日本とアメリカで、別々に似た栄養学にたどり着いた、という興味深い共通点があります。
ポーリング博士はノーベル賞を2度受賞した化学者で、1960年代に「オーソモレキュラー(分子矯正医学)」を提唱。
博士の研究所の調査でも、栄養素が酸化・炎症を抑えることが報告されています。具体的な栄養素と摂り方は、後ほど「対策」のパートで詳しくご紹介します。
原因②:血糖値の乱れ
精製された糖質に偏った食事は、血糖値の急上昇・急降下を招き、活性酸素を増やして炎症を悪化させます。
藤川徳美先生は、最重度のアレルギー性鼻炎を、栄養療法で薬なしに完治させた経験があります。
行ったのは、糖質制限+ナイアシン(ビタミンB3)+ビタミンC+オメガ3を増やしオメガ6を減らす、という食事の見直し。
血糖値を安定させることが、炎症を抑える土台になることを示す実例です。
ナイアシンには、細胞内のヒスタミンを穏やかに放出させる「フラッシュ」という反応があり、アレルギー症状の緩和にも役立つとされています。
メガビタミンの考え方は最新!メガビタミンのやり方、始め方 ビタミンの種類と摂取量を解説【メガビタミン健康法】
原因③:腸内環境の乱れ・鉄不足
リーキーガット症候群は、腸のバリアが壊れ、細菌や未消化物が血液中に漏れ出す状態。
慢性炎症(見えない炎症)の引き金になります。
EMXGOLDの効果を実体験レビュー!腸内環境を整えて藤川理論の効果を底上げする方法
鉄不足が続くと、体が炎症状態と勘違いして鉄を細胞内に閉じ込め、貧血が悪化することがあります。
隠れ貧血・鉄不足の症状をセルフチェック!対策と鉄の摂り方を解説
炎症老化セルフチェックリスト
当てはまるものが多いほど、炎症老化(慢性炎症)が関わっている可能性があります。
- 以前より老けた、肌のハリやツヤがなくなったと感じる
- 肌荒れやニキビがなかなか治らない
- 疲れが取れにくく、だるさが続く
- 原因のはっきりしない体調不良が続く
- 甘いものや精製された炭水化物をよく食べる
- 魚よりも揚げ物や加工食品を食べる機会が多い
- 睡眠不足や強いストレスが続いている
私と「体内の炎症」
炎症かもしれないと疑ったきっかけは、だるさと体の重さでした。
栄養療法を始めてから、目覚めが大きく変わり、肌荒れもかなり改善。自分でも驚くほどの変化でした。
ただ、大人のニキビだけは出たり引いたりを繰り返し、なかなか良くなりませんでした。
効果を感じたのは、コエンザイムQ10を摂ったとき。
そして一番大きかったのは、EMXGOLDでした。
EMXGOLDの効果を実体験レビュー!腸内環境を整えて藤川理論の効果を底上げする方法
結局のところ、腸内の炎症を抑えることが、全身の不調を取り除く鍵なのではないかと感じています。
ただし、栄養は絶対的に必要なもの。
腸内環境を整えることも、栄養摂取のバランスを整えることも、どちらも欠かせないというのが、私自身の実感です。
対策:今日からできる、炎症老化を抑える栄養の摂り方
糖質を見直す
精製された糖質は、血糖値を急上昇させ、活性酸素と炎症を増やす要因に。
ご飯・小麦
ご飯は少量に減らすこと。
小麦は思い切って一度やめてみるのも良いですよ。
間食
おやつは、ゆで卵やナッツに置き換えるのがおすすめです。
チョコレートやスナック菓子も、思い切ってやめてみましょう。
抗酸化栄養素を補う
ビタミンやミネラルを活かす土台は、まずタンパク質から!
タンパク質
タンパク質はカラダをつくるすべての土台となります。
抗酸化物質や酵素をつくる材料になり、ビタミンやミネラルの働きを支えます。
【たんぱく質】1日の摂取量を解説!たんぱく質って一体どれだけとればいいの?
藤川理論のプロテインの選び方!絶対条件と続けるためのコツを解説
ビタミンC
抗酸化で有名なビタミンCですね。
強力な抗酸化作用で、活性酸素を無毒化。
1日3000〜9000mgが目安で、食事だけでは不足しがちな量です。
ビタミンE
ビタミンEは、炎症を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)を減らす働きが報告されています。
1日400〜800IUが目安で、ビタミンCとセットで効果が長持ちします。
マグネシウム
マグネシウムが不足すると、炎症の数値(CRP値)が上がりやすい栄養素です。
1日400〜800mgが目安で、ナッツ・海藻のほか、サプリメントでも補えます。
オメガ3
体の炎症を抑える働きが報告されている脂肪酸。
藤川理論でも、オメガ3は炎症を鎮める「プロスタグランジン(PG3)」の材料になるとして重視されています。
ポイントは量より質。
キャノーラ油・大豆油などオメガ6系の植物油を減らし、亜麻仁油やえごま油、サプリメントで補うという考え方です。青魚を意識して食べ続けるのは大変なもの。
サプリで手軽に補ってもOKです。
コエンザイムQ10
ビタミンEと一緒に細胞を酸化から守る、脂溶性の抗酸化物質。
加齢とともに体内の量が減っていくため、年齢を重ねるほど補う意味が大きくなります。
サプリメントの目安は1日30〜100mg、しっかり摂りたい場合は100〜300mg。
腸内環境を整える
腸のバリア機能が乱れると、リーキーガット・見えない炎症につながりやすくなります。
タンパク質やビタミンと並んで、見落とせないポイントです。
短鎖脂肪酸
腸のバリアを高め、炎症を抑える物質。食物繊維をエサに腸内細菌がつくります。野菜・海藻・きのこ・大麦など、食物繊維が豊富な食品を意識して摂りましょう。
セロトニン
90%以上は、腸でつくられる。気分の安定にも関係します。材料となるのはタンパク質に含まれる「トリプトファン」とビタミンB6。タンパク質・メガビタミンをしっかり摂ることが、セロトニンを増やす土台になります。
腸活サプリ・発酵食品
ヨーグルト・納豆・味噌などの発酵食品も、毎日少しずつ取り入れたいところ。いきなりプロテインやメガビタミンを増やすのが不安な方は、EMXGOLDのようなサプリから始めるのもおすすめです。
EMXGOLDの効果を実体験レビュー!腸内環境を整えて藤川理論の効果を底上げする方法
鉄不足・冷えも、あわせてチェック
炎症老化は、鉄不足や冷えとも深く関わっています。
隠れ貧血・鉄不足の症状をセルフチェック!対策と鉄の摂り方を解説
冷え性の原因は栄養不足かも?藤川理論でわかる冷えと体温の関係
まとめ
肌の老け、疲れ、原因不明の不調は、「炎症老化(慢性炎症)」のサインかもしれません。
三石巌先生の活性酸素理論、ポーリング博士の栄養素研究、藤川徳美先生の臨床実践。
分子栄養学の系譜をたどると、糖質コントロールと抗酸化栄養素の「ネットワーク」が、炎症老化対策の土台だとわかります。
ただし、栄養だけですべてが改善するわけではありません。
睡眠不足やストレスも、炎症を悪化させる要因です。栄養を整えながら、睡眠や休息など生活のリズムも合わせて見直すことが大切です。
「もう年だから」と諦める前に、栄養と生活、両方の視点から見直してみてくださいね。
この記事で紹介したサプリメントなど
ビタミンC
ビタミンE
マグネシウム
オメガ3
コエンザイムQ10
短鎖脂肪酸(酪酸菌)
EMX GOLD